

建てない建築について。ソフトバンクと三菱重工
構造を買うということ ──ソフトバンクと三菱重工のチャートを建築の断面として読む 株式投資において「上がるか、下がるか」という問いは、実は二次的だ。本質的な問いは常にひとつしかない。 この構造の中に、人は“住める”のか。 私はチャートを価格の推移として見ていない。それは時間軸に沿って立ち上がる 空間の断面図 だ。そして投資とは、その空間に身体を預ける行為にほかならない。 ソフトバンク 三菱 ソフトバンクのチャート──階段と手すりのある建築 ソフトバンクの長期チャートは、明確な 階層構造 を持っている。それは約20年にわたって維持されてきた、極めて強固な空間だ。 青いレンジは壁であり、黄色い線は 床レベル=基準線 である。 この黄色い線は、単なるトレンドラインではない。人が立ち、歩き、体勢を立て直すための 足場 だ。 下の画像の↑矢印で示したポイントは、価格が黄色い線の 下部で大きな下ヒゲをつけ、月足レベルで確定した瞬間 である。一度は転びかけた身体が、 床に足をつき直した地点 だ。 この確定が起きたあとは、波の流れは必ず黄色い線に向かって戻ってい


